足るを知る者は富む〈人生180度変わった話〉
KOSAKUです。
30代になり、人生これからだと思うこともあれば、もう30代かと思うこともあります。
捉え方は人それぞれだと思いますが、欲について考えることもあります。欲は強い方が良い、逆に欲は捨てた方が良い、どちらの考えもありまして、どちらが良い悪いと言いたいわけではなく、この欲とどう向き合っていくのかが大切なのかなと感じたのでシェアします。
欲とは
人間の3大欲求として、〈食欲〉〈性欲〉〈睡眠欲〉があります。
これは生物的に遺伝子に組み込まれているので万人に共通してある欲求です。なので、どうしようもないことです。逆にこれらを変に制限かけてしまうほうが身体にとって悪い影響を与えてしまう可能性もあります。
強欲な人間
では、人間の3大欲求以外でのお話をしようと思います。
これに関しては人により対象となる、求めている欲が異なってくると思いますが、強欲があります。書いて字のごとく、欲が強い人のことです。分りやすく例えと出すなら、ジャイアン(笑)
「俺のモノは俺のモノ、みんなのモノも俺のモノ!」的な感じで何もかも自分自分というような人のイメージですね。
一見、強くて何もかも得ていて、不安などなく満足しているように見えますが、本当にそうでしょうか?
欲があることは良いことですが、過剰に求めすぎたり、独り占めするようなことをすると自分の周りから人が遠ざかったり、しっぺ返しがくるはずです。また、仕事が上手くいかなくなったり、人間関係にも悪影響も出てきて、独りぼっちになってしまう可能性もあるでしょう。
欲は捨てた方がいいのか
冒頭にもお話したように、人間の3大欲求は捨てないでください。
ただ、必要以上に自分の外側に何かを求めて、自分の何かを埋めようとする行為は止めたほうが賢明でしょう。なぜなら、それは本当の意味での自分の欲を満たす行為とは異なる場合もあるからです。
実際に僕も過去にいろんな外的なモノに目を向けてきて、一時的には良くても、結果として残るものはあまりないし、良かったなと感じることもほぼありませんでした。
何か外的なモノ(物質的なお金、モノ、男性であれば真のパートナー以外との複数の女性と関係を持つようなことなど)で自分を埋めようとしている人があまりにも多くみられるので、そうではなく自分の内側を満たすようなことで埋めていければ最高じゃないですか?
外側の何かで埋めるより自分の内側を満たす
こんな言葉があるのでご紹介します。
強欲な人間は、どれほど物質的に恵まれようとも満足することを知らない。心が貧しいのだ。「生きてるだけで百点!」と、現状に満足することこそが、本当に豊かな人生を生きることである。
足るを知る者は富む(弁徳第三十三)
多くの人が外側と比べてしまうのが人間の弱いところではありますが、出来るだけ自分の内側に目を向けて、本当に何を求めていて、何が得たいのかということを本気で向き合えば意外と近くにあったりするかもしれませんし、そうしていくことで、周りの環境や人間関係も良くなってきて、精神衛生上にも健康にいられるはずです。
まとめ
必要な欲は持っていたほうが良いですが、強く持ちすぎると遠ざかっていくものでもあり、結果、手にすることが出来ないかもしれません。自分自身に向き合うことは決して簡単ではないと思いますし、向き合っていくと見たくないことまで見えてくることもあります。ただ、そこを乗り越えていけば自分自身の成長であったり、新たな世界が開けてくるはずなので、やってみる価値は十分にあります。
いろいろな出来事を乗り越えてきた経験があるけれど、振り返ると必ず自分のステージが上がっていることに気が付く日がありますので、まずはやってみることから始めましょう!
一度始めたことを習慣にするのが難しいという方は【習慣化にするまでのヒント】をまとめた記事をご覧ください。