実生活,  心理・思考

お金があったら楽しい…ではない真実

社会人になると、ある程度の収入があり貯蓄をしようと思えばできるので、お金に関しての余裕は出来てきます。特に、実家暮らしであれば家賃や光熱費、食費もほとんどかからないので必要最低限の出費で生活ができ(いくらか出している人もいるとは思いますが…)、貯金に充てることも十分に可能です。

ただ、最近、過去を振り返ることがあって思うことがありました。

「お金が貯まってきたからといって、少なかったときより楽しくなっているか?」と。

お金はなかったけど、楽しかった思い出が強い

学生時代は一人暮らしもしていたし、バイトをしてたけど、稼いだほとんどが生活費などで消えていく。今思うと賃貸じゃなくてマンション購入しとけばよかったかも…なんて思う時もあります。

確かに、その当時、お金もほとんどなくて、遊ぶこともセーブしてたり、食費をどうやって少なくするか、などなど。いかにしてお金を増やそうかと試行錯誤していた時もありました。

そして、いざ社会人になり貯蓄額が増えていき、お金を使える幅が増えてきたので自分の好きなこと(僕であればロードバイクやスポーツ用品を買うことなど)に投資する機会は確かに増えました。ただ、それを除いて楽しいなと思える瞬間って、お金が増えたから比例するわけではないなと痛感してます。

学生時代はお金もなかったし、なんなら毎月カツカツな生活をしていたのが懐かしいですが、不思議とその当時を思い出すと、楽しい思い出の方が多かったような気がします(当時はしんどいときもあったのでそんなことはあまり思えませんでしたが)。

バイト先での同い年の子たちとバイト終わりに飲みに行ったり、遊んだり。

自宅に招いて鍋パをしたり。

時には、少ないお金で夜の街で遊んでみたり(どこに行ったかは想像にお任せします)。

目的は何なのか

で、これまでの話で思うことは、確かにお金は大切だし、あるに越したことはないし、なんならお金のことを考えなくてもいいくらいの財産があればいいと本気で思っているけど、楽しいと思って生きてないとなんの充実感も得れないし、何の為に仕事をして稼いでいるのか、また貯蓄しているのかの意味が分からずのままになっていることってあると思います。

実際のここ最近の僕がそうでした。

そして、貯蓄を増やそうと思えば思うほどそのことにフォーカスして仕事自体が楽しめなくなったり、全体的に心が窮屈になるなと感じています。

なので、目的があって貯蓄している人は無理し過ぎない程度に貯蓄しながら、ちょっと余裕を作ってあげることも必要かなと思います。たとえば、未体験のことに投資するとか、出会ったことのないような人に触れてみる機会を作るとか、いったことのない場所に訪れてみるとか。。。

そのようなことをやっていく中で、今までの自分の囚われている考え方や価値観の枠から抜け出すキッカケになるかもしれませんし、僕がお金がなくても楽しかった時代のときのような未体験のことに触れる「ワクワク感」を呼び覚ますキッカケに繋がるかもしれません。

まとめ

大人(社会人)になると経験値も上がり、どうしても世間の常識や周りに合わせることに慣れてしまいがちだなと感じます(特に日本では)。そんな小さな枠にはまらず自分がやってて楽しいこと、ワクワクすることをやっていればそれでいいんだと思います。それをやることが人集めになったり、ましてや仕事に繋がったりするのではないかと思います。

こどもの頃に夢中になっていた時の自分を思い出してみれば何かヒントになるかもです。

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