習慣化にするまでのヒント
習慣は大事とよく言いますが、本当に習慣化にするまで出来ているか考えたことありますか?
「習慣=癖」と言えばわかりやすいかもしれないですが、癖って自分では自覚していないことを癖と言います。ということは、習慣は自覚しなくても出来る。つまり、無意識に出来て初めて習慣になったということなんです。
今回はそんな習慣についてのお話。
習慣は毎日続けられることだけに集中しよう
習慣化にするまで約60日かかると言われています。私の実体験でも平均すると約60~90日(2~3ヶ月)かかります。
この習慣化は、例えば朝のウォーキングや筋トレ、本を読むこと、仕事の業務内容などいろんなことがあります。
「続けていれば、気づいたら出来ていた」なんてこと良くあるかと思いますが、そうなると習慣化出来ているということですね。
ただ、何かを達成したい、何か自分を変えたい、何かにチャレンジしたいと思っている時、1日2日で出来ることだと簡単ですけど、実際そうでないことがほとんどです。だからこそ、焦らずに少しずつでいいので毎日続けることが大切な要素になってくるのです。
目標と習慣の違い
例えば、「ダイエットをして10kg痩せたい!」と考えているならば、「10kg痩せる」というのが目標になります。でも、これに集中し過ぎると、よほど意志の強い人でないとなかなか続かないかもしれません。なので、「10kg痩せる」ということに集中するのではなく、「毎日健康的で栄養バランスの取れた食事をする。筋トレや有酸素運動をする。」などにフォーカスするのはどうでしょう?確実に痩せると思いますし、それを行うことで習慣化になり、たとえ10kg痩せた後でも、習慣化となっていれば、それ以上痩せたい、痩せたくないとかは別にして、止めようと思っても体が動いてしまうということになるので、良いことしかありません。
親なら「優れたロールモデルになること」が目標だとしたら、「毎日時間と労力を割いて子どもとコミュニケーションを取り、触れ合って良い手本を示すこと」が習慣となるでしょう。
そうして、自分が考えなくても、それをやっているのが当たり前の状態にしていくのが一番の早道です。
なかなか習慣化に出来ない人が覚えておいた方がいいこと
人間にはコンフォートゾーン(快適にいられる空間のこと)があります。そこから抜け出そうとしてもなかなか現状に留まってしまうのが人間の弱いところでもあります。もっというと、人間の文明を発展させていくために人間の元々備わっている知性でもあります。
ただ続けていけばいるだけだと、、いつか飽きてしまったり、続けている意味が分からなくなってしまう人もいるでしょう。なので、まずは「なぜ自分はそれを習慣化にしようとしているのか?」=「目的」を明確にしておくこと。そうすれば、自分で立てた目印を見失うことなく進んでいけると思います。見えるところに書いておくのもひとつの方法でしょう。
あとは、パートナー(家族や恋人、友人など)がいる方はその人に公言しておくことで、やらないといけないという気持ちに繋がり、習慣化しやすくなるかもしれません。それと合わせて、「続けられなければ、自分は何が得られないのか?」ということも書き出しておくと良いでしょう。
まとめ
習慣化にするためには、シンプルかつ多くのことを同時にやろうとしないこと。そして、毎日出来ることから始めてみるということが大事じゃないかなと思います。
あと、毎日といって、ある1日は出来なかったからダメだ…なんて思う必要もありません。それが、もしかしたら仕事での付き合いだったり、どうしても外せない用事や家庭のことで出来なかったりするかもしれません。なので、大切なのはとにかく続けるということ。最初の頃はどうしても意識しないと続けれないことも、ある日を境に気づけば自分のものになっているはずです。その日まで、そしてその日からも続けていくことが望む自分を創りあげていくんだと思いますので、トライしていきましょう!