実生活,  心理・思考

「好きなこと」が生きる武器になる

KOSAKUです。

本当にこれが出来れば悩むことは無さそうです。

「好きなことで生きていくなんてごく一部の人にしか出来ないでしょ」とかいう人もいるし、実際に僕もそう思っていたことがあります。僕のイメージでいうと、「好きなことで生きていく」=「大金を稼げる」「好きなことをやるには大変なこともある」というのが強くて、確かにそういうこともあると思いますが、本当の意味で「好きなことで生きていく」ということは「本来の自分を知っていき受け入れくこと」ということなんですね。

老子の言葉

中国の偉人「老子」の書籍の中にこんな言葉があったのでご紹介します。

世間の価値観に囚われず、また世間に言う成功に執着せず、自分の好きなことだけを追求しなさい。そうすれば、アグレッシブに事に向かうエネルギーが枯渇することなく、楽しく生きていける。

「ビジネス老子」の決定版 老子の言葉 より

自然のままで作為がないことを「無為」。

その反対が「人為」。この二文字をくっつけると「偽」になります。

どういうことかというと、人為的に物事を進めていくと、自分の人生がやがて”ニセモノ”になる、という意味だそうです。

わかりやすいところで言うと、成功。

成功に執着していると、やがてそこから脱することが出来なくなり、身動きが取れない状態になり、本来の成功とは違うところにいる可能性もあるわけです。

そうではなくて、自分の価値観でやりたいと思うこと=「自分の好きなこと」を追求したほうがいい。そうしたほうが、やってて楽しいし、自分の内にあるエネルギーも枯渇することなく行動し続けられます。自分の好きなことを追求する人は、結果的に世間が成功と評する大事を成すことができるし、意識せずとも新な成功を積み上げていくことも出来ます。

「道」にしたがっていると、小賢しい知識をつけようとか、周囲の目を気にして自分を良く見せよう、勝ち組になろう、といった欲望がどうでもよくなってくる。

「悟り」というのは、世間様に振り回されて生きてきた、いままでの自分を捨てて、「もう一度、元気に生きよう!」ということだそうです。

そんな清々しい生き方をしていきたいものですね。

ということで、本当の意味で「自分の好きなことで生きていく」ということが伝わっていれば幸いです。本当に望んでいる本来の自分にアクセスして欲求を満たしていく人生を送りましょう。

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