イスに座ることは本当に楽?身体への影響
デスクワークとか長時間の通勤で座りっぱなしだと、何だか足腰疲労溜まりませんか?
イスに座っていると楽なようで意外と身体には負担になっていることも…
そんなあなたへ「なぜ良くないのか?身体へ及ぼす悪影響」と「その解決法」をお教えます。
じっとしていることが良くない
まず座りっぱなしだとなぜ良くないのか?
長時間イスに座っていると臀部、太ももの裏(ハムストリングス)が圧迫されます。そうすると下肢の後面を通っている血管も圧迫することになり、血流の低下に繋がります。また、神経への圧迫やリンパのうっ滞にも繋がるため下肢全体の循環低下を引き起こしてしまいます。
よく「足が浮腫んだー」とか「足が重たい」なんて聞いたり、言ったりしませんか?
特に女性の方でデスクワークの方は気になる方が多いようです。
また、座っていると膝を曲げた状態になっている為、膝窩部での滞りも起こりやすく、ふくらはぎへのさらなるうっ滞を引き起こしてしまいます。
浮腫みやリンパについて下記からもご覧いただけますのでよかったら参照してください。
簡単にできる予防策
血液は心臓のポンプ作用で全身に巡らせることができますが、リンパは基本、筋肉を動かさないと循環しないようになっています。なので、座ったまま踵を上下に動かしてあげることでリンパの流れはもちろん、「踵を上下させる」=「筋肉の収縮・弛緩が繰り返される」=「血管への圧が加わり血液がの流れが良くなる」ということなのでふくらはぎを動かすことで心臓のポンプ作用と同じような働きをして予防に繋がります(ミルキング作用)。
また、デスクワークの方でしたら、少なくとも30分に一度は何も用事がなくとも立ち上がり1~2分軽く歩くだけでも予防に繋がりますので行ってみてください。