健康,  実生活,  心理・思考

私であるときと、私でないとき、その2つが私を支えている

面白いですよね。

どういう意味だろうと思う人が多いと思います。

人間誰しも「自分ってこんな人だ」って決めつけたりしてませんか?

でもよく考えてみてください。

「本当の自分」ってなんですか?

もっと言うと、本当の自分って自分で分かるものだと思っていませんか?

少なくとも昔の僕はそうではなかったのは事実です。「自分はこういう人だから…」「本当はこうしたいけど、自分じゃ無理かな…」とか。

表面上は出来る感じを漂わしておいても、心の奥底ではどこか否定的な自分がいたり、チャレンジするのを拒む自分がいたりしたものです。

じゃあ、本当の自分っていったい何なのか?どこからどこまでが自分なのか?

答えは非常にシンプルです。

答え(正解)はいくつもある。状況によって成否は変わる

例えば、人に暴行を加えることは良くないですし、犯罪行為に繋がります。だけど、大切な人が人質にあっていて、助けないことはないはずです。もしかすると加害者に対して殴るや刃物で立ち向かうなどするかもしれません。当然、通常であれば良くないことですが、この状況だとどうでしょう。やった本人のことを悪いと思うでしょうか?いや、逆にそれで大切な人が助かれば、その本人はもちろん、家族、知人、職場の人など多くの人から感謝されることでしょう。ですので、よったことの内容自体よりも、どういう状況でその行為がなされたかということのほうが重要なのです。

話を戻すと、今思っている「本当の自分ってこうなんだけどなぁ…」という気持ちがあるとすれば、それも本当の自分。「えっ、自分ってこんな人じゃないんだけどなぁ…」という気持ちが出てきたとすれば、それも本当の自分ということ。

どちらも正解なのです。

一方が良くて一方が悪いとするから不平不満が生まれる

誰かと比べて、自分は劣っている、逆に勝っていると思う人は多い気がしますが、これって誰の何と比べてそう感じているのでしょうか?

人は誰しも顔も性格も生まれ育った環境も異なるし、生まれた時点で平等なんてあり得ません。なのに、「私は〇〇とは違うから私には無理」「あいつは〇〇だからいいなぁ」とか思ってしまったりしてませんか?「十人十色」や「みんな違ってみんないい」という言葉があるように、能力や人の器っていうのは違って当たり前。

誰かと、何かと比べることから、本当の自分を見失い始めるのです。

本当の意味での自分とは

僕の場合だと、仕事とプライベートでは話す感じや行動のスピードなど自分で違うなと以前から思っていて、特に20代前半のまでの時には、「本当の自分ってどれが正解なんだろうか」「どういれば自分らしくいれるのかな」とか悩んだものです。。

でも、今思うことはどのどういう時の自分でも自分なんだということ。

仕事モードに入った時の自分は普段の自分と違うけど、これも自分。

誰とも比べることなく、その状況に応じて在るだけ。ただそれだけだと思います。

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