力を抜くことが一番○○
何をやるとき、無意識にどうしても力が入ってしまうことがあるかと思います。
そこで「力を抜こう抜こう」と意識をしてもなかなか力が抜けない経験は誰しも一度はあるのではないでしょうか?
でも、「力を出したい時に力んでしまうのって何でなんだろう?」と考えたことはありますか?
それは「力を出す」=「体を力ませる」と認識しているからではないでしょうか?
つまり、筋肉に過剰に負荷をかけて力を発揮しているということでもあるのです。
これが無意識の怖いところ。俗にいう「クセ」というものですね。
クセをクセだと認識するまではどれだけ意識しても変わらない
自分のクセを認識できるまではどれだけ意識をしても一時的には変わったようになっても、本質的な部分では変わらない。
この、よく言うクセですが「無意識」のことです。
無意識は一般的に「自分で意識をせずともできてしまうこと」や「ついついやってしまうこと」で、よろうと思ってやっていないともいえるかもしれません。
ただ、この無意識、実は本当の意味では自分で気が付くことが出来ないようになっています。
どうやって気づいていくか?
自分とは「自らを分ける」と書きますよね。
自分の目の前の相手がやっていることに何か抵抗感や苛立ち、何でこの人って○○なの?(# ゚Д゚)怒 とか自分の感情に引っかかる部分があれば、それって無意識に自分も同じようなことをしていたり、抵抗していたり、嫌っている部分だったりします。
「えっ!!」それは自分やってないわ!絶対にそんなことなよ!
というように思うかもしれませんが、実はそれが隠された自分なのです。
なので、「そうなんだ」と素直に受け入れてあげることが大切です。
ただ、すぐに受け入れられる人とそうでない人がいます。「受け入れよう、受け入れよう」と呪文みたいに唱えたところで出来るならいいですが、すぐに受け入れられなくてもそのように意識すること、認識することが大切になってきます。これこそ、いい意味でのクセづけです。
力を抜くことでパワフル・スピーディーになれる
力が抜けた時が一番力が発揮される時であり、素早く、そしてパワフル・スピーディーに動けます。
常に力んでいる状態でいると、単にしんどくなってくるということもありますが、本来の力を発揮できずにいてしまうことがあります。
そんな方はどうしたらいいか?
例えば、猫。
猫っていつもゆったり、まったりしているイメージですが、いざとなるとものすごい瞬発力で逃げていくことみたことありませんか?あんな感じで力まずにいたほうがパワフルでスピーディーに動くことが出来ます。
ああ、猫になりたい…
クセがなかなか抜けない人へ
身体のケアを受けること。
自分に合った適切な食事摂取・睡眠・休養を取ること。
良き相談相手に話すこと。
まず、これらを行い自らの身体の状態の質を上げていくことが本来の自分へ繋がる第一歩になるかと思います。
そして、 受け入れることと意識をして実践を繰り返していくことで、自分の生きる世界までも変わってくるでしょう。